さて、本の紹介でもしておくか

 というわけで、今回の名作。
 ずばり題名は『タイガーと呼ばれた子』でトリイ・ヘイデン著という一品であります。
 正直、私はSSの参考として本を読むことが多いのですが、これは全てが別格です。外国の話を翻訳しているので文章が際立って上手いという訳ではありません。よって、SS書くときに文章を参考にしたいからという理由で読んでも返ってくるものは少ないかと思います。
 ですが、
 そんなモノは小さな砂粒だと断言したくなってしまうような感動作品だったりするという恐ろしい話です。
 私は題名を見て『”タイガーと呼ばれた子”なんて藤ねえじゃんw』とか思いながら手に取ったのですが、本当に良い意味でしてやられました。少し前に話題になった『Itと呼ばれた子』という作品がありましたが、この日本語題名は『タイガーと呼ばれた子』から来たんじゃないかと推測したくなるくらいの名作です、個人的には。(←絶対的名作だとは断言出来ない。だって私の趣味は偏っていますから)

 真正面きっての感動SSとか書けるようになれたらな、と変則系SS書きの私は最近願って止みません。
 あー、試験まで期間があるから本気で頑張ってみるか。